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パーソナルトレーニング

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トレーニングのご紹介。

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肩甲骨の関節

地球上でいきている限り、重力の影響は避けられません。この重力がある中で、34キロある上肢を自由に動かせるのは、肩甲骨が胸郭に固定されるように体の作りがなっているからです。


特に、もっとも基本的な姿勢である立位の状態では、肩甲骨が常に胸郭に固定されるようになっているそうです。しかし、普段の姿勢が悪いまま過ごして直そうとしないと、その悪い姿勢で最も効率的に肩甲骨を固定しようとして特定の筋が動員されるということが起こります。本来あるべき位置とは違う位置で肩甲骨が固定されてしまい、肩甲胸郭関節の機能が低下するおそれがあります。また、肩甲上腕関節に関係する筋の機能も低下して、肩甲上腕関節の機能に悪影響を及ぼすこともあるそうです。


立位の時の肩甲上腕関節の可動性が低下している人でも、仰臥位ではその可動性が向上することからもわかると思います。重力の影響を最も受けやすいのが立位であるため、肩甲骨が本来とは異なる状態で固定され肩甲上腕関節の可動域が狭くなっていても、重力の影響が軽くなる仰臥位では肩甲骨の不適切な固定が緩んで一時的に回復するのである肩甲骨の不適切な固定が解消されることがあります。


パーソナルトレーニングで肩関節の機能的な動きを回復、向上させるためには、肩甲骨だけでなく周囲に存在する筋の機能を向上させることも大切です。肩関節の機能を評価するための方法には様々なものがありますが、肩甲骨の位置を把握するためのチェックと、肩甲上腕リズムのチェックだけでやっておく価値があると思います。