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パーソナルトレーニング

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トレーニングのご紹介。

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肩甲上腕リズムチェック

問題のない肩甲上腕関節は約0180度の範囲で動かすことができます。そのうちの120度は上腕骨の外転運動、残りの60度は肩甲骨の上方回旋によるものです。これは、上腕骨が2度外転するのに対し、肩甲骨は1度上方回旋することになります。この上腕骨と肩甲骨のダイナミックな連動性は、肩甲上腕リズムと呼ばれています。肩甲上腕リズムを評価する場合、上腕下垂位において上角と下角を結ぶ線と上腕骨、および肩甲骨の下角の角度を用いることご多いそうです。しかし、実際には肩甲上腕リズムを細かく評価することが難しいケースも多いといいます。その場合は、スキャプラポジションチェックのときと同じように、左右差を判別するだけでも問題ありません。左右差の情報だけでも、パーソナルトレーニングのメニュー作りなどには役立ちます。


また、肩甲上腕リズムチェックのときは、左右差だけでなく外転80120度の範囲での痛みの有無を確認しておくと良いとされています。もしこの範囲で痛みがあると、インピンジメント症候群であるおそれがあります。インピンジメント症候群は、外転80120度の範囲以外では痛みがなく、範囲内で痛みがある場合は医療機関での診察も選択肢に入れた方が良いと思います。ただし、この範囲で痛みがあるもいうだけでインピンジメント症候群だと決めつけないようにしてください。ほかのテスト等もあわせて行うようにしましょう。最終的には、専門家に診断してもらうことが一番です。